ベトナムとは

ベトナムの家庭料理文化

 

ベトナム料理というと、皆さんはフォー(麺)や生春巻きなどを思い浮かべるかもしれません。ベトナムは麺類など、粉食文化の国のように思っている方が多いかもしれません。

しかし、意外なことにベトナムの主食は日本人と同じ「白いご飯」なのです。したがって、ベトナムの家庭料理は、白いご飯とそれに合う、「おかず」を意味します。そのため、日本によく似ていますし、ベトナムの家庭料理は日本人の口に合う、なつかしい味がするものがたくさんあります。

ベトナムの家庭料理に欠かせない白いご飯

ベトナムの町には台湾と同様に、たくさんの屋台や食堂があります。ベトナムの人も外食をするときは一般にこれらの屋台や食堂を利用する人が多いのは事実です。しかし、メインとなるのはやはり家庭での食事であり、特に夕食は彼らにとって大切な活力源であることは日本と変わりはありません。

白いご飯に合うおかず、ということで、日本と同様、白いご飯と汁物、それに大小の副菜が2~3品というのが一般的です。
たとえば、ご飯、卵のスープ、野菜と豆腐の蒸し物、魚の煮物、漬物というような献立が一般的です。
日本とよく似ているでしょう。熱い地域であると言うこともありますが、塩辛いものが多く、そこも日本の食卓と似ています。

ベトナムの家庭料理の一般的な食事

フォーや生春巻き、青いパパイアのサラダ、揚げ春巻きなど観光客向けのメニューはベトナムの特産物や特徴的な料理が中心となります。もちろん、これらはベトナムの代表的な料理ですが、それと同時に、家庭でお馴染みのもやしの漬物やかぼちゃの花の煮物など、素朴な味を楽しんでみるのもいいかもしれませんね。

出典:http://vietnamfoods.seesaa.net/article/226671468.html